千秋さん@2組「伊藤純夫 千秋洋子 型染展」アトリエ&ギャラリー作品展、押しかけツアー報告!

吉武さんの報告文章に写真を付けて編集しました(少し重たいです)! 「型染アトリエ」の作品はポータルサイトの芸術館にフォトエッセイ風に載せました。 写真だけの「南房総道中栗毛 [染・空・間]CEDAR HOUSE!」はこちら・・・(山中)
去る1月20日午前10時10分、夢にまで見た「南房総冬の旅」は、山中くんの、菜花色のぴかぴかに磨かれたワゴンで千葉駅前を出発。華麗(加齢?)なる8人のメンバーを乗せて、アトリエツアーの始まり始まり・・・
運転手は山中くん。車掌兼ナビゲーターは、往きは春田くん帰りは見付くん。道路は空いていてすいすい進む。後部座席は向かい合わせの対面シート。動き出すと早速 純代さんが美しい笑顔でみんなにキャンディーを配ってくれました。あっ、おしぼりは?省略だったような。 続いて宗広さんがシガレットキャンディー(ココア味だった!)と、カルミンを振舞ってくれました。味の批評などしてこの頃には、みんなすっかり懐古モード。ワイワイがやがや。曇り空から時々雪がちらちら、かと思えば陽が差し込んできたりもする。変化に富んだ空もよう。いつの間にか高速(有料道路?)を経て海沿いの道を眺めながら鴨川に到着!

アトリエのある丸山町まではあとわずか。時計は11時半。鴨川まで来たからには、お目当ては皆同じで活きの良いおいしいお寿司! 見付くんは必死にパソコンで検索を始める。宗広さんはIモードで検索。 山中くんは道路沿いのブテックの駐車場に停車。そして春田くんがそのブティックのご主人から「地元のおいしいお寿司屋さん」の聞き出しに成功! 大きな通りを少し戻って「笹元」(0470-93-1455)の暖簾をくぐる。カウンター席を八名で占拠し、せっかくだからと、地魚の「おまかせコース(だったかな)」2400円也を全員で注文。もちろんお昼からビール付き! う、うーん、新鮮なあじのおすし、すごくおいしーい! 珍しいネタもある。カワハギ、黒鯛(だったっけ?)はまちの稚魚(名前を忘れた!)ギンむつ、焼きすしetc。 ふきのとう、つばきの花のてんぷら、いわしの煮付け、つみれの味噌汁。もう、もう、おまかせコースはお得、納得コースでした。お皿や器は、手び練り風のそれぞれ個性的で温もりのある奥様の作品で、これも自慢のようでした。また行きたーい。
ある人曰く、「さっ、今日のメインイベントは、これで・・・!」だなんて、だれ? ところが後で聞いたら、館山へ行けばもっとすごいところがあるそうな・・・

おなかを落ち着かせてますます上機嫌な一行(華と蝶?)は目的地へいざ! 一時過ぎにアトリエへ到着。 そこは、のどかな景観。小川が流れ田や畑や林に囲まれたちょっと高台。木肌を活かした茶色の杉の家[染・空・間]CEDAR HOUSE!いいなぁ。 傾斜のある屋根のかわいい建物でした。千秋さん、伊藤さんに詳しく説明をしていただく。そして、しばし、それぞれ、ひたすら作品を鑑賞。素晴らしさに浸る。 一つの大作ができる行程は、気が遠くなるような、緻密で繊細で根気のいる作業の積み重ねとか。のれんは生活の中で使うものなので、裏面も同じように染められている。そして、二度と同じ作品はできないという。作品創りは、沢山のスケッチを描き、染めたい図案を決めるのに一番時間がかかるとか。花や素材の構図は見事なまでのバランスで観てホッとする。画きたくなるような素材との出会いや、丹念なスケッチの大切さなどのお話を伺って納得。見せて頂く度に新鮮な感動があります。

染め物加工品販売もあります。

押しかけメンバーと記念写真

(山中、伊藤さん、笹島、関口、大田、春田、千秋さん、宗広、吉武、見付)

3時過ぎ、夏の再会を約束して(押し付けちゃった!)お二人に見送られて帰路へ。
再び鴨川の海を見る。寒かった! でも波の音を聞けて嬉しかった。 前谷くん紹介の鴨川シーワールドを確認し、となりのホテルでコーヒーをと寄ってみたけど、喫茶部はすでに閉店。数件先のグランドホテルでやっとコーヒーブレイク。 かもめが舞い、鴨が泳ぐ暮れなずむ海を眺めながらのお喋りタイム。コーヒーの味はまた格別でした。
そして、ボタン雪が降り始めた暗がりの道を一気に千葉へ! 名運転手山中くんと宗広さんのナビゲーションで無事千葉駅へ到着し解散。茂樹殿、本当にお疲れ様でした。
 − 吉武 記 −

みなさん! 次はCEDAR HOUSEの庭で、北海道直送のジンギスカンをじゅうじゅう焼いて、ワインでパーティです! 写真だけの「南房総道中栗毛 [染・空・間]CEDAR HOUSE!」はこちら・・・ では、またネ! (茂樹)