遠くより呼ぶ声に我誘われて 各駅電車で田園を抜け
森駆けて白亜の館に寛いで エスプレッソにのど潤して
年嵩の婦人と語り四季の湯に 飽きず眺める滝壷の泡
露天の湯浸りつつ見る滝しぶき オゾンを浴びてマイナスイオンも
憧れは夜汽車での旅黄昏に 遠くに暮らす友を思えば