桜の季節はちょっとメランコリー(危ない?)。精神の彷徨、徘徊?(怖い?)。花に恋して、恋の歌など詠んでみたくて・・・
☆春の気分
花冷えの小雨降る午後誘われて
桜探しを心ゆくまで
そのままでもう少しだけいてください
枝撓む花に夜桜に酔う
歩きたい花舞う日々は語りたい
未だ見ぬ街を風受けながら
月明かり仄かに香る山桜
時の視線を集めて萌える
待ち合わせ時を忘れて花に酔う
冷えたからだは梅サワーでよい
☆早春の故郷
北の春土の香りを皮膚呼吸
手を触れないでというクロッカス
あの朝に見たふきのとうそれからも
道草の日々緩(ゆる)やかな坂
☆その春の週末
花過ぎの週末一人窓辺にて
遠い昔のあなたを想う
ふるさとの甘い香りを閉じこめて
シャキッといこうと言い聞かせては
土曜日も仕事の夫に手を振って
ちょっとごめんねよそ行きの衣(きぬ)
☆ちょっぴり贅沢な時間
リフレッシュお洒落な気分栄養よ
おしゃべり仲間そしてリキュール
引き語りカンツォーネ聴きイタリアン
花の宵にはそのシャンソニエで
エスケープその名に惹かれ買い求め
香り謎めく男性仕様